アントニオ カルロス ジョビン

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ボサノヴァと出会ったのは、このアルバム。

真夏の手前の蒸しっとしている時間に絶対聴きたくなる。

『Tom jobim』

そう、ボサノヴァの神 アントニオ カルロス ジョビン。

今、思えば 偶然にこのアルバムを聴いていて
聴きながらも ずっと不思議な世界を味わっていた。

20代から30代前半まで スポーツカーにハマりまくって
仕事時間以外はずっと 夜から朝まで、ドライブだけで幸せ。
という車中で、いつもこのアルバムを聴いていた。
なぜか、ポルトガル語の滑稽さに惚れ込んでしまって。

音楽のことなんか、解りたいとも思わず ただ流していた。
それが、こんな今になるとは 人生って不思議。
あの頃に聴いた曲を、今はピアノで弾いている。

これがボサノバという音楽だと知ったのも
数年後で、どちらかというとクラシック音楽じゃない?と思っていた。
クラシックもよく知らないけど、どこか上品な流れが嫌いじゃなくて。
でも、その部分は、自分のピアノには出てこないの。
今、弾いているボサは もっと分かり易い。
聴きやすくて歌いやすい。

でも、本当のジョビンって違うよね?
いや、それもあるけど もっとあるよね、いろんな音。

何故、どうして これ聴いてたんだろう。。。。
自分で買った訳じゃなく、でもワタシの元にあるアルバム。

ググってみたら、こう記してあってとても安心した。

長らく廃盤だった1995年に限定リリースされたジョビンの後期(1987年録音)の隠れ名盤が、ビスコイトフィーノより再発!
60歳の祝う企画として、何の制約もない状況で、自身のファミリー・バンドをバックに、自身の名曲たちを伸び伸びと歌い、演奏した、ジョビン自身、生涯最高のできばえと認める作品ですネ。

はい!そうですね!生涯最高かー!

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